金庫入室時「電源切った」 元行員、発覚回避狙いか
三菱UFJ銀行の東京都内の支店で貸金庫から顧客の金塊を盗んだとして窃盗容疑で逮捕された元行員今村由香理容疑者(46)が、貸金庫室に入る際に「システムの電源を切っていた」と説明していることが16日、捜査関係者への取材で分かった。入室履歴を残さないようにし、発覚を免れようとしたとみられる。
警視庁捜査2課は、4年半で60人以上が被害に遭い、総額は現金と金塊などを合わせて時価相当で17億円以上とみて捜査している。
捜査関係者によると、外国為替証拠金取引(FX)などの投資にすぐ使えるよう現金や一度で多額に換金できる金塊を狙っていたとみられる。宝飾品など金塊以外の貴金属には「手を付けていない」と説明している。
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