能登地震の教訓「次に生かして」 石川・珠洲の担当者、愛知で講演
南海トラフ巨大地震に向け能登半島地震の経験から学ぶイベントが12日、愛知県春日井市で開催された。石川県珠洲市で災害ボランティアセンターの運営を担う市社会福祉協議会の担当者が講演し「ボランティア団体のおかげで行政の制度の枠組みから漏れる事案へフォローができていることが多い。行政はできなかったことを次に生かしてほしい」と述べた。
珠洲市社協は、発災直後からボランティア団体のまとめ役として被災地のニーズや状況を情報共有し、災害関連死の防止活動などに役立てた。同社協の神徳宏紀主事は「行政の支援制度から漏れる人も多く、ボランティア団体には本当に助けられた」と感謝した。
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