蝦夷の墳墓か、九州初確認 強制移住「防人」可能性も
福岡県那珂川市で約20年前に発掘された3基の古代墳墓が、石の積み方などから古代に東北などで暮らし、一部が九州に「防人」として移住させられた蝦夷の長らの墓とみられることが分かった。九州で蝦夷の墳墓が確認されるのは初めてという。分析に当たった「大野城心のふるさと館」(同県大野城市)の上田龍児氏は「今回の発見をきっかけに、各地で研究が進めば」と話した。
構造や規模などから末期古墳である可能性が極めて高いと考え、昨年11月に九州考古学会で発表した。末期古墳は主に北海道や東北で確認され、蝦夷の墓とされる。
墳墓は2005~06年度、九州新幹線の工事に伴い福岡県教育委員会が調査した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「社会」記事一覧-
F35Bステルス戦闘機納入遅れ 空自・新田原基地、25年度に
共同通信 -
タンカー座礁事故、えい航中止 函館の海岸、船体動かず
共同通信 -
皇居で講書始の儀 両陛下ら出席
共同通信 -
座礁タンカーのえい航作業中止
共同通信 -
高級自転車窃盗疑いで逮捕 都内の300台売却か、警視庁
共同通信 -
新滑走路、3月20日に供用開始 福岡空港2本目、混雑緩和狙い
共同通信 -
強い冬型続き、日本海側で大雪 山形新幹線など交通機関に影響も
共同通信 -
辺野古大浦湾側、着工1年 普天間移設に反対根強く
共同通信 -
20人全員、救命胴衣着けず 茨城のイワシ漁船転覆事故
共同通信 -
広島・尾道で住宅火災 60代住人二人と連絡取れず
共同通信