戦闘終結へ「新たな機会」 関係国会合でゼレンスキー氏

共同通信 2025年1月9日 22:20

 【ベルリン、ワシントン共同】オースティン米国防長官は9日、ドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地で、ロシアによる侵攻が続くウクライナへの防衛支援を協議する関係国会合を主催した。バイデン政権の任期中では最後の会合で、ウクライナのゼレンスキー大統領も出席。軍事支援の継続や強化を要請し、ロシアとの戦闘終結に向け、トランプ次期大統領の就任は「新たな機会でもある」と指摘した。

 オースティン氏は5億ドル(約790億円)の追加支援を発表。支援に冷淡なトランプ氏が20日に就任するのをにらみ、長期的な支援の必要性を訴えた。米国務省によると、防空ミサイルなどが含まれる。

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