華道家元・池坊で「初生け式」 門弟ら精進誓い合う、京都
京都市中京区の華道家元・池坊の道場で5日、稽古始めに当たる「初生け式」が行われた。新春を祝う恒例行事で、全国各地から集まった門弟らが花を生け、精進を誓い合った。
最初に振り袖姿の門弟らが花を抱え、華道発祥の地とされる「六角堂」に参拝。その後、隣接する道場などで一斉に花を生けた。池坊専好次期家元が「奥行きを出しましょうか」などと声をかけ指導。自らも「万」をテーマに初生けを行った。
京都五花街の一つ、先斗町の芸妓豆八重さん(26)も参加。「お花と同時に芸事も頑張っていきたいという思いで生けた」と新年の意気込みを話した。
華道は昨年12月、登録無形文化財になった。
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