辺野古軟弱地盤、年内くい打ちへ 大浦湾側の海底に7万本、難航も

共同通信 2024年12月13日 19:32

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、防衛省が年内にも、辺野古大浦湾側の軟弱地盤改良工事に着手することが13日、関係者への取材で分かった。最深部は海面下約90メートルに達すると指摘される地盤に、砂を固めたくいなど約7万本を打ち込む。前例のない規模の作業であり、難航も予想される。

 関係者によると、作業船は既に県内の港に到着しており、近く大浦湾に移動する。地盤改良工事に着手する日程は、気象条件などによって遅れる可能性もある。

 防衛省沖縄防衛局は13日、辺野古沖サンゴの移植作業が8月から約3カ月中断したことに関し、移設計画の工期に影響しないと明らかにした。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧