妊婦投与禁止の周知強化へ コロナ飲み薬、73件報告

共同通信 2024年12月4日 20:41

 厚生労働省は4日、新型コロナウイルス感染症の飲み薬で、妊婦に禁忌とされている塩野義製薬の「ゾコーバ」と米メルクの「ラゲブリオ」について、投与後に妊娠が判明した事例がこれまで計73件報告されたとして、添付文書に注意喚起の記載追加を求め、周知を強化する方針を決めた。

 厚労省によると、企業から報告された投与後の妊娠判明例は10月までにゾコーバ54件、ラゲブリオ19件で、このうち本年度に入ってからもそれぞれ17件と2件が報告された。

 2剤とも投与前に妊娠していないことや妊娠の可能性がないことを確認する必要がある。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「医療」記事一覧