欧州各国は米製品購入拡大を ECBラガルド総裁、摩擦回避へ
【ブリュッセル共同】欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、来年1月に発足するトランプ次期米政権との貿易摩擦を避けるため、欧州各国が米国製品の購入を拡大すべきだとの考えを示した。28日に公開された英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューで述べた。
ラガルド氏は「貿易戦争になれば、米国が関税引き上げの標的にした国だけでなく、全ての国にマイナスになる」と指摘し、報復の応酬よりも、交渉を通じた解決が重要だと強調した。欧州が購入を拡大する余地がある米国製品として、液化天然ガス(LNG)や防衛装備品を挙げた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「経済」記事一覧-
ヨーカ堂買収、争奪幕開け 入札に住商や米ファンド
共同通信 -
欧州中銀総裁、欧州は米製品購入拡大を
共同通信 -
ヨーカ堂売却入札に米投資ファンド2社参加
共同通信 -
自公国の税調、「年収の壁」議論 上げ幅示さず、財源確認
共同通信 -
中国のEV、存在感示す タイで自動車展示会
共同通信 -
ユニチカ、再建へ祖業の繊維撤退 社長ら全取締役、来年4月に退陣
共同通信 -
電気9社、ガス4社値下げ 12月使用料金、LNG下落で
共同通信 -
福岡に半導体研究拠点、来春開設 米アムコー、「後工程」世界大手
共同通信 -
駅の売店「プラスタ」に衣替え JR東海が新ブランド、三島駅で
共同通信 -
読売新聞が独自の株価指数公表へ 来年3月から、上場333銘柄
共同通信