福岡に半導体研究拠点、来春開設 米アムコー、「後工程」世界大手
半導体の検査や組立作業を担う「後工程」の世界大手、米アムコー・テクノロジーは28日、日本初の研究開発拠点を来年4月をめどに福岡市に開設すると発表した。投資額は最大10億円程度で、自動車向けの量産技術や材料開発を手がける。
アムコーは後工程の売上高世界2位で、日本国内では福岡県や熊本県などに製造拠点を持つ。福岡市の新拠点では、複数の半導体チップを一つの入れ物に収める「先端パッケージング」技術の開発も実施する。
日本法人の川島知浩社長はこの日、福岡県の服部誠太郎知事を表敬訪問し、韓国の研究開発拠点などとの連携を強め「米国、欧州やアジアに影響を与える構造をつくりたい」と述べた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「経済」記事一覧-
ヨーカ堂売却入札に米投資ファンド2社参加
共同通信 -
自公国の税調、「年収の壁」議論 上げ幅示さず、財源確認
共同通信 -
中国のEV、存在感示す タイで自動車展示会
共同通信 -
ユニチカ、再建へ祖業の繊維撤退 社長ら全取締役、来年4月に退陣
共同通信 -
電気9社、ガス4社値下げ 12月使用料金、LNG下落で
共同通信 -
駅の売店「プラスタ」に衣替え JR東海が新ブランド、三島駅で
共同通信 -
読売新聞が独自の株価指数公表へ 来年3月から、上場333銘柄
共同通信 -
ヨーカ堂買収、争奪幕開け 入札に住商や米投資ファンド
共同通信 -
東京円、151円台後半
共同通信 -
東北電、初任給2万2千円上げ 優秀人材確保へ「遜色ない水準」
共同通信