文献調査報告書、22日に初提出 核ごみ最終処分、北海道の2町村

共同通信 2024年11月21日 16:14
 原子力発電環境整備機構の山口彰理事長
 原子力発電環境整備機構の山口彰理事長

 原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分事業を担う原子力発電環境整備機構(NUMO)は21日、北海道寿都町と神恵内村で実施した全国初の文献調査の報告書を22日に北海道と両町村に提出すると発表した。両町村とも次の概要調査に進めるとの内容。

 機構の山口彰理事長が北海道を訪れ、寿都町の片岡春雄町長、神恵内村副村長、北海道の鈴木直道知事に報告書を手渡す。機構は同日、報告書の縦覧を開始し、住民説明会を経て経済産業相に次の概要調査の実施計画を申請する。

 経産相は知事や町村長の意見を踏まえて判断する。首長が反対すれば概要調査には進めない。鈴木知事はこれまで反対姿勢を示している。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧