富士登山、3千~5千円徴収 静岡県が提案、夜間規制も
静岡県は21日、富士山に夜通し登る「弾丸登山」などの危険な行為や環境保全の対策として、同県側3カ所の登山口の夜間通行規制や、登山者から「入山管理料」3千~5千円を徴収する案を地元自治体や関係団体に示した。寄せられた意見を基に来年2月の県議会に条例案を提出し、来夏の導入を目指す。
沼津市内で会議が開かれ、県は「富士山と登山者を守るためには条例による規制が必要だ」と理解を求めた。
案によると、開山期間中(例年7月10日~9月10日)は、登山の所要時間に応じて各登山口で夜間の規制時間を設定。山小屋の宿泊予約がない場合、最も早くて午後1時から規制するとした。
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