島根県が安定ヨウ素剤の申請開始 原発30キロ圏、事前配布へ
島根県は1日、12月上旬の再稼働を予定する中国電力島根原発2号機(松江市)から半径30キロ圏内の緊急防護措置区域(UPZ)の住民などを対象に、甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤の事前配布申請を始めた。5キロ圏の予防防護措置区域(PAZ)の住民には7月に事前配布した。
県によると、配布するのは松江市など4市のUPZ内に住み緊急時に速やかに受け取れない人や、PAZ内で勤務する人で、基本的に40歳未満が対象。指定した会場や薬局で渡す。案内は毎年実施している。
原子力規制委員会によると、PAZ内の住民に対して原則、安定ヨウ素剤の事前配布を定めている。
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