強風にため息、飛行見合わせ 佐賀バルーンフェスタ開幕
アジア最大級の熱気球大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が31日、佐賀市の嘉瀬川河川敷で開幕した。日の出前から飛行準備が行われたが、午前8時ごろ、強風の影響で午前中の飛行を見合わせる場内アナウンスが流れ、会場はため息に包まれた。
向きや速度の異なる風の層が何層も重なる佐賀平野上空は、日本でも屈指の競技エリア。各国のパイロットが風の向きや強さを読んで高度を調整し、設定された目標地点にどこまで近づけるかを競う。
滋賀県長浜市から参加したパイロット歴16年の江川史洋さん(50)は「佐賀の空は、海と山の両方からの風を楽しめるのが魅力。1回でも穏やかに飛べたら」と話した。
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