梅毒の匿名検査、医療機関でも可能に 熊本県内29カ所、HIVも

熊本日日新聞 2024年10月21日 16:45
熊本県庁
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 熊本県は21日、保健所で実施しているHIVと梅毒の匿名検査を県内29カ所の医療機関でも始めた。県内では梅毒の感染者が多発しているため、早期発見・治療につなげる。

 医療機関での検査はHIVと梅毒がセットで、料金は千円。希望者は県保健所に連絡し、医療機関につなげてもらう。

 県によると、2024年の梅毒の感染者数は13日現在、累計183人。年間で過去最多だった23年の252人に次ぐペースで推移している。HIVは、エイズ発症後に感染が判明するケースの増加が課題で、早期発見が欠かせないという。

 県管轄の10保健所と熊本市保健所では無料、匿名の検査を実施しているが、熊本市以外では各保健所で月1~2回と限られていた。熊本市保健所は週3日、検査を受け付けている。(横川千夏)

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