夕刊フジ、来年1月末で休刊 56年の歴史に幕

共同通信 2024年10月1日 16:49
 来年1月末で休刊する「夕刊フジ」
 来年1月末で休刊する「夕刊フジ」

 産経新聞社は1日、夕刊紙「夕刊フジ」を来年1月末で休刊すると発表した。スマートフォンの普及など生活スタイルの変化で発行部数が減少傾向だったことに加え、新聞用紙の高騰などが理由。1969年2月の創刊から約56年の歴史に幕を下ろす。

 産経新聞は「発行継続に向け努力を続けてきたが、夕刊紙としての一定の役割を終えたと判断した」と説明した。キャッチコピーは「オレンジ色のニクい奴」で、駅の売店などで販売してきた。

 電子版と公式サイト「zakzak」も来年1月末で休止する。特別版の健康情報紙「健活手帖」は今年11月の発行で最終号にする。

 夕刊フジの現在の発行エリアは東京など10都府県。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「文化・芸能」記事一覧