球磨栗スイーツいかが どら焼き、ソフトクリーム、パフェ…人吉球磨の28店でフェア
「球磨栗」を使ったパフェや和菓子、パンなど多彩なクリスイーツを楽しめる「くまろんフェア2024」が、熊本県人吉球磨地域の菓子店など28店で開かれている。人吉市、熊本県、JAくまでつくる実行委員会が18年に始めた秋恒例のイベントで、10月20日まで。
山江村のクリ加工販売「やまえ堂」は、「栗ばたーどら焼き」(300円)を出品。山江産の卵をふんわり焼き上げた生地に、塩バターとクリあんを挟んだ甘じょっぱさがたまらない一品だ。冷凍のどら焼きを、電子レンジで20秒加熱して食べるのがお勧め。開発者の中竹舞さん(28)は、「子どもからお年寄りまで楽しんでもらえる味」と胸を張る。
20年の熊本豪雨被害から復旧した球磨村の観光スポット「球泉洞」のカフェ花香房では、やまえ堂から仕入れたクリの甘露煮と渋皮煮をソフトクリームに乗せた「マロンソフト」(500円)を提供。カフェを運営する村森林組合観光課長の大槻雅美さん(38)は、「ほどよい甘さで、多くの人に気に入ってもらえるはず」。男女問わず好評だという。
水上村物産館「水の上の市場」は、「和栗のミルクパフェ」(700円)を販売。阿蘇市の阿部牧場の牛乳を使用したソフトクリームに、水上村産のクリの甘露煮を二つ乗せた。夏田由美館長(57)が「人吉球磨地域で一番甘い」という自慢のソフトクリームが、素朴なクリの甘みを引き立てる。
ほかにも、球磨栗のおいしさにこだわった逸品が盛りだくさん。お気に入りの一品を見つけに来てはいかが。(井田真太郎、金村貫太、東寛明)
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