福岡にEV電池材料の生産工場 日本触媒、28年稼働目指す

共同通信 2024年9月11日 16:19

 日本触媒は11日、電気自動車(EV)向けリチウムイオン電池の材料を生産する工場を、福岡県に建設すると発表した。充電時間の短縮や航続距離の延長といった、EVの高性能化に寄与する新しいタイプの電解質を、年間3千トン生産する。最大375億円を投資し、2028年の工場稼働を目指す。

 生産する電解質は「リチウムビス(フルオロスルホニル)イミド(LiFSI)」。現在は既存の電解質に添加する使い方が主流で、LiFSIの割合を増やすほど電池が長持ちするという。新工場で1年間に生産するLiFSIは、全て電解質として使うとEV21万台分の電池に相当する。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧