福岡にEV電池材料の生産工場 日本触媒、28年稼働目指す
日本触媒は11日、電気自動車(EV)向けリチウムイオン電池の材料を生産する工場を、福岡県に建設すると発表した。充電時間の短縮や航続距離の延長といった、EVの高性能化に寄与する新しいタイプの電解質を、年間3千トン生産する。最大375億円を投資し、2028年の工場稼働を目指す。
生産する電解質は「リチウムビス(フルオロスルホニル)イミド(LiFSI)」。現在は既存の電解質に添加する使い方が主流で、LiFSIの割合を増やすほど電池が長持ちするという。新工場で1年間に生産するLiFSIは、全て電解質として使うとEV21万台分の電池に相当する。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「経済」記事一覧-
松坂屋名古屋店、改装計画を発表 「栄の存在価値を高めていく」
共同通信 -
ヤマトと佐川、貨物運行停止で配達に遅れも
共同通信 -
ジャカルタの東西線着工 円借款、日本の技術活用
共同通信 -
円急伸、年初来高値を更新 一時140円台後半
共同通信 -
飲食品「3分の1ルール」改善へ 大量の返品や廃棄、公取委調査
共同通信 -
輸入小麦価格、1・8%引き下げ 10月から、米国で生産増加
共同通信 -
オラクル、企業のAI需要に対応 データセンターに積極投資
共同通信 -
農水省が輸入小麦価格を1・8%引き下げへ
共同通信 -
「うまかっちゃん」40億食突破 45周年、九州シェア首位
共同通信 -
米大統領選討論会は批判合戦 税制、関税で違い鮮明
共同通信