使用済み燃料対策の計画見直しへ 関電、福井県に説明
日本原燃が青森県六ケ所村で建設中の使用済み核燃料再処理工場の完成目標を2年半延期すると表明したことを受け、関西電力は30日、福井県内に立地する原発の使用済み燃料対策の工程表を見直すことを明らかにした。関電の水田仁原子力事業本部長が県庁で鷲頭美央副知事と面談し「計画通り搬出できなかったことは申し訳ない」と話した。
鷲頭副知事は「極めて遺憾。関電は昨年の工程表を策定する前の段階に立ち返って、不退転の覚悟を示すべきだ」と述べた。面談には資源エネルギー庁の担当者も同席し、早期の見直しと実効性のある計画を関電が県に示せるよう指導するとした。
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