鳥取県が島根原発2号機を視察 12月再稼働、2市避難対象

共同通信 2024年8月24日 19:30
 島根原発2号機を視察する鳥取県原子力安全顧問を務める専門家ら=24日午後、松江市
 島根原発2号機を視察する鳥取県原子力安全顧問を務める専門家ら=24日午後、松江市

 鳥取県原子力安全顧問を務める専門家らが24日、島根原発2号機(松江市)を訪れ、12月に予定されている再稼働に向けた安全対策工事の状況を視察した。鳥取県では島根原発から半径30キロ圏に境港市と米子市が含まれ、緊急防護措置区域に入っており、約6万8千人が避難対象となる。

 安全顧問らは、海抜15メートルまでかさ上げした防波壁や非常用のガスタービン発電機を視察。耐熱性材料で覆ったケーブル設備や、電源喪失時に、原子炉や燃料プールの冷却に必要な電源を供給する発電機の状況も確認した。2号機には平井伸治鳥取県知事も2021年10月に訪れている。

 島根原発は全国で唯一、県庁所在地に立地している。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧