育てたトマト ふりかけに 玉名市の北稜高生が商品開発中 市職員らと試食、意見交換 

熊本日日新聞 2024年8月14日 19:09
北稜高園芸科が育てたトマトを使ったふりかけを試食する生徒ら=6日、玉名市
北稜高園芸科が育てたトマトを使ったふりかけを試食する生徒ら=6日、玉名市

 玉名市の北稜高の1~3年生16人が、観光農園「たまなフラワーパーク」(同市)を運営するアイランドフーズと市と共同で、同校園芸科が育てたトマトを使ったふりかけの開発を進めている。6日、市職員らと試食し、材料や味について意見交換した。

 アイランドフーズの柴尾美道さん(27)が、若者と協力して玉名をPRする商品を作ろうと同校に打診。柴尾さんは、地域課題の解決を目指して新たなビジネスを考える「たまな未来創造塾」に参加し、今回の企画を立案した。

 ふりかけは、かつおぶしやしょうゆなどと合わせて和風に仕上げた。生徒らはご飯や豆腐、パスタなどにかけて試食し、「トマトの配分を増やしてはどうか」「味を濃くした方が良い」と意見を述べた。家政科学科3年の女子生徒は「市特産のトマトの魅力を知ってもらえる商品に仕上げたい」と話した。

 ふりかけは材料の最終調整、商品デザインの検討を経て、9月末に完成予定。生徒らは、市のふるさと納税返礼品への採用や、地元での販売を目指している。(岡本遼)

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