自前米粉使いシフォンケーキ 八代市の農園が開発、販売
八代市鏡町でコメや野菜を生産するFUJIMOTO農園が、自身で育てたヒノヒカリの米粉を使ったシフォンケーキを開発した。農園に併設した米粉Sweets工房で11日に販売を始め、一日平均10ホールほど売れているという。
シフォンケーキは小麦アレルギーを引き起こすグルテンを含まず、添加物も使っていない。水分量や焼く時間を工夫し、ふんわりとした食感に仕上げた。味はプレーンやチョコレート、抹茶など6種類で、さっぱりとした甘みが特徴。
農園の藤本和裕代表(38)は「八代の農業の魅力を知ってもらえるよう、地元農家とコラボし、旬の農作物を使った商品開発にも挑戦したい」と話した。
1ホール(直径20センチ)2100~2300円、1ピース(縦5センチ、横10センチ)220~250円。2日前までの予約が必要。営業日は火、木、土曜日。米粉Sweets工房☎070(9067)1974。(上島諒)
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