新聞輪転機メーカー、二審も勝訴 買収巡る株の短期間売買
新聞輪転機メーカーの東京機械製作所が、金融商品取引法に基づき、同社株式の短期間売買で得た売却益約19億4千万円の支払いを主要株主だった投資ファンドに求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は31日、請求通りの支払いを命じた一審東京地裁判決を支持し、投資ファンド側の控訴を棄却した。
金商法は主要株主などが上場企業の株式を購入し6カ月以内に売却益を得た場合、企業が利益分の支払いを求めることができると規定。投資ファンド側は憲法が保障する財産権の侵害だと主張したが、谷口豊裁判長は同規定について「証券市場の公平性、公正性維持のために必要かつ合理的な手段だ」として退けた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「社会」記事一覧-
技能実習違反、最多7602カ所 厚労省、23年立ち入り調査
共同通信 -
都が災害廃棄物受け入れへ 能登地震で、小池知事表明
共同通信 -
父殺害、元医師の上告棄却 最高裁、懲役13年確定へ
共同通信 -
郵便局強盗、留学生男に懲役8年 さいたま地裁、局員2人重軽傷
共同通信 -
強制不妊手術、東京訴訟が和解 国、1650万円支払い
共同通信 -
「偶発的な死」と徳洲会が報告書 兵庫の70代患者、弁護団は批判
共同通信 -
SNS投資詐欺、500億円超 今年上半期、有名人かたり勧誘
共同通信 -
6月の外国人宿泊者37%増 延べ1319万人、円安影響
共同通信 -
2死者は運転の19歳米兵ら 青森単独事故、飲酒か
共同通信 -
石川の仮設用地6割に災害リスク 土砂災害や津波浸水、地震7カ月
共同通信