筑波大とつくば市が連携協定 実証実験で「睡眠の質」向上へ
茨城県つくば市と筑波大国際統合睡眠医科学研究機構(同市)は26日、市民の睡眠の質向上や、健康寿命の延伸を目的とした連携協定を締結した。市職員約400人を対象に睡眠についての実証実験を行う予定で、将来的には市民を対象にした実験や啓発活動なども視野に入れる。
実証実験は10~11月の開始を目指す。市職員に脳波計を貸し出し、自宅で数日間測定。分析結果を基に医師が睡眠時間や眠る際の姿勢などについて助言し、実践後に再測定して効果を検証することを想定している。
機構長の柳沢正史教授は、睡眠をつかさどる脳のホルモン「オレキシン」を発見し、不眠症などの治療法開発を進めたことで知られる。
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