手洗い、マスク、換気が重要 年末年始の感染対策
インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症予防には、手洗いやマスクの着用、こまめな換気といった基本的な対策が重要となる。年末年始は帰省や初詣などで大人数が集まりやすく、感染リスクも高まるため、重症化の懸念がある高齢者や基礎疾患のある人はとりわけ注意が必要だ。
例えばドアノブなどを触ってウイルスが付着した手で口や鼻、目に触れることで感染する。せっけんを使い、指や爪の間、手首などの手指消毒を徹底することで、ウイルスの体内への侵入を防ぐことができる。
また、感染者のくしゃみやせきで放出されたウイルスを口や鼻から吸い込んで感染することもある。マスク着用は感染予防に効果があるだけでなく、感染者が周囲の人にうつさないことにつながる。こまめに窓を開けて換気することも感染リスクを減らせる。
この時期のインフルエンザ患者報告数は過去10年で最も多い。倉敷中央病院の石田直医師(呼吸器内科)は、新型コロナ流行後、集団免疫が下がっていることや、感染対策に緩みが出ていることが要因だとした。
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