地下水から高濃度PFAS 大阪・熊取、被害報告なし
大阪府は26日、熊取町の事業所で、地下水を処理した飲み水から1リットル当たり667ナノグラムの有機フッ素化合物(PFAS)が検出されたと発表した。国の暫定目標値(50ナノグラム)の約13倍。府によると飲用は事業所内に限られ、現在は水道水に切り替えている。現時点で健康被害の報告はない。
事業者が自主的に検査し、23日に判明した。府は周辺地域で水質を調査し、汚染の範囲や原因を調べる。
PFASは発がん性が指摘されている。水や油をはじく製品の加工や泡消火剤などに使われ、全国の水道水や井戸水で検出が相次ぐ。
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