【台湾ビジネスリポート①】一番好きな国は「日本」が突出 まるで3千メートル級の山脈、圧倒的存在感のTSMC 10回以上訪日は何%?
「開設はまさにベストタイミングであり、この新たなチャンスをしっかり捉え、日本と台湾との経済交流がますます活発になることを期待している」。昨年6月28日、日本台湾交流協会台北事務所の泉裕泰代表(当時)にご祝辞をいただき、身の引き締まる思いで迎えた肥後銀行台北駐在員事務所の開所記念レセプション。あれから1年がたちました。
日本の地方銀行として、台湾と熊本の経済発展の架け橋となるべく、自分に果たせる役割は何か。重責を感じながらも、熱い思いを胸にスタートを切ったのが昨日のことのようです。この100年に1度と言われるビッグチャンスを熊本の経済成長に取り込み、持続的なものにすべく、台湾での情報収集と、連絡窓口の業務に奔走しております。
皆さんもご存じの通り、台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出を機に、台湾のサプライヤー企業や、半導体関連の日本企業の熊本進出が増えました。日台間では、経済だけでなく食や観光分野での交流が活発化しています。
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