【台湾ビジネスリポート①】一番好きな国は「日本」が突出 まるで3千メートル級の山脈、圧倒的存在感のTSMC 10回以上訪日は何%?
「開設はまさにベストタイミングであり、この新たなチャンスをしっかり捉え、日本と台湾との経済交流がますます活発になることを期待している」。昨年6月28日、日本台湾交流協会台北事務所の泉裕泰代表(当時)にご祝辞をいただき、身の引き締まる思いで迎えた肥後銀行台北駐在員事務所の開所記念レセプション。あれから1年がたちました。
日本の地方銀行として、台湾と熊本の経済発展の架け橋となるべく、自分に果たせる役割は何か。重責を感じながらも、熱い思いを胸にスタートを切ったのが昨日のことのようです。この100年に1度と言われるビッグチャンスを熊本の経済成長に取り込み、持続的なものにすべく、台湾での情報収集と、連絡窓口の業務に奔走しております。
皆さんもご存じの通り、台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出を機に、台湾のサプライヤー企業や、半導体関連の日本企業の熊本進出が増えました。日台間では、経済だけでなく食や観光分野での交流が活発化しています。
残り 1020字(全文 1445字)
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツTHEMES
熊本の経済ニュース-
30年塩漬け…「阿蘇ソフトの村」(高森町)用地、売却先決まる マリーゴールド社(熊本市)に1249万円で アウトドア施設を整備へ
熊本日日新聞 -
後継者不在の企業が倒産・廃業なら… 熊本県で2万人強の雇用消失 九州経済調査協会が試算 今後5~10年で
熊本日日新聞 -
人手不足に悩む企業支援、八代市と熊本労働局が雇用対策協定
熊本日日新聞 -
生成AI「活用」18% 前年の2倍超に 熊本県内の経営者意識調査
熊本日日新聞 -
「現場に寄り添った農政を」 九州農政局長に着任した熊本市出身の緒方和之さん(58)【ロビー】
熊本日日新聞 -
熊本市の魅力、海外メディアにアピール 東京・日本外国特派員協会で「熊本ナイト」 熊本城の復興や半導体集積
熊本日日新聞 -
営農支援で連携協定 菊陽町とJA熊本果実連、JA菊池 特産ニンジンのジュース開発中
熊本日日新聞 -
熊本第一信用金庫人事異動(2025年2月3日付)
熊本日日新聞 -
「埋めない」タイムカプセル、城野印刷所(益城町)が新事業 管理施設で保存
熊本日日新聞 -
熊本県内変電所、増強で需要に対応 九州電力送配電 80億円超投資 半導体企業集積で供給力強化
熊本日日新聞
STORY
連載・企画-
移動の足を考える
熊本都市圏の住民の間には、慢性化している交通渋滞への不満が強くあります。台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出などでこの状況に拍車が掛かるとみられる中、「渋滞都市」から抜け出す取り組みが急務。その切り札とみられるのが公共交通機関の活性化です。連載企画「移動の足を考える」では、それぞれの交通機関の現状を紹介し、あるべき姿を模索します。
-
学んで得する!お金の話「まね得」
お金に関する知識が生活防衛やより良い生活につながる時代。税金や年金、投資に新NISA、相続や保険などお金に関わる正しい知識を、しっかりした家計管理で安心して生活したい記者と一緒に、楽しく学びましょう。
※この連載企画の更新は終了しました。1年間のご愛読、ありがとうございました。エフエム熊本のラジオ版「聴いて得する!お金の話『まね得』」は、引き続き放送中です。