大相撲名古屋場所は14日に開幕 照ノ富士は不安、大の里らが中心

共同通信 2024年7月13日 16:48
 大相撲名古屋場所初日を前に、ドルフィンズアリーナで営まれた土俵祭り。奥中央は日本相撲協会の八角理事長=13日
 大相撲名古屋場所初日を前に、ドルフィンズアリーナで営まれた土俵祭り。奥中央は日本相撲協会の八角理事長=13日

 大相撲名古屋場所は14日にドルフィンズアリーナで始まる。2場所連続休場明けの横綱照ノ富士は稽古不足で本調子ではない。優勝争いは先場所覇者の新関脇大の里、琴桜と豊昇龍の両大関が中心と予想される。

 13日は会場で土俵祭りが営まれ、日本相撲協会の八角理事長や審判部の親方らが出席。15日間の安全を祈願した。力士は参加せず、約500人の一般客が見守った。

 春場所の尊富士から新鋭の制覇が続き、大の里は好成績なら大関昇進の可能性も浮上する。名古屋場所の出羽海担当部長は「大の里がどこまで勝てるか、横綱と大関が意地を見せるのか。次々と若手が活躍し今場所も期待が大きいのではないか」と見どころを語った。

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