敦賀原発審査、7月末に確認 基準適合巡り原子力規制委

共同通信 2024年6月28日 20:43
 日本原子力発電敦賀原発2号機について議論する原子力規制委の会合=28日午後、東京都港区
 日本原子力発電敦賀原発2号機について議論する原子力規制委の会合=28日午後、東京都港区

 原子力規制委員会は28日、日本原子力発電が再稼働を目指す敦賀原発2号機(福井県)の審査会合を開き、原子炉直下に活断層があるかどうか議論した。活断層があると判断されれば審査に合格できず、廃炉となる可能性がある。規制委の担当者は「(7月末の次回審査会合で)新規制基準に適合しているか否かを確認する」と述べた。

 規制委はこれまで、原子炉の北約300メートルにある「K断層」の活動性が否定できないと判断。K断層が原子炉直下の「D―1断層」と一体で動くかが焦点となっている。東京電力福島第1原発事故の教訓を取り入れた新規制基準では、原子炉など重要施設の下に活断層があれば運転できない。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧