静岡で線状降水帯発生 災害警戒、梅雨前線が活発化
![大雨の中、静岡県の熱海駅前を歩く人=28日午後0時29分](/sites/default/files/images/newspack/2024-06PN2024062801000889.-.-.CI0003.jpg)
![JR熱海駅で東海道新幹線の運転見合わせを伝える電光掲示板=28日午後0時21分、静岡県熱海市](/sites/default/files/images/newspack/2024-06PN2024062801000882.-.-.CI0003.jpg)
梅雨前線の活動が活発化し、日本列島は28日、東日本から西日本の広い範囲で大雨となった。気象庁は同日午前、静岡県の中部と西部で、線状降水帯が発生したとして、顕著な大雨に関する気象情報を出した。災害の危険度が急激に高まっているとして警戒を呼びかけた。大雨は29日にかけても続く見込みで、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒が必要だ。
静岡県によると、磐田市は一部地域に「緊急安全確保」を発令。静岡市と浜松市でもそれぞれ一部地域に避難指示を出した。午前11時40分までに被害は確認されていないという。
気象庁によると、静岡県藤枝市高根山で1時間に80ミリを超える猛烈な雨、森町で70ミリ以上の非常に激しい雨を観測。静岡市や浜松市でも1時間に50ミリを超える大雨となった。JR東海によると、東海道新幹線は静岡県内の大雨の影響で、上下線とも広範囲に運転見合わせや遅れが出た。
27日から続いた九州の雨では、鹿児島県で28日朝までの24時間雨量が200ミリを超えた地点が出た。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「社会」記事一覧-
紀子さま、がん患者に拍手 チャリティーコンサート
共同通信 -
自衛隊統合司令部、米軍と一体化 7月1日で発足70年
共同通信 -
「ピーポくん」ら巨人戦で始球式 東京Dで消防、海保マスコットも
共同通信 -
震災と原発事故の教訓、手話でも 福島で継承、語り部育成講座
共同通信 -
能登地震、「公費解体」完了4% 1日で発生半年、復旧遅れ深刻
共同通信 -
富士山、7月1日に開山 山梨側・吉田ルート、通行規制も
共同通信 -
旭川市教委、いじめを意図的回避 北海道・中2凍死、再調査委
共同通信 -
米軍機墜落65年で慰霊祭、沖縄 宮森小、再発懸念の声相次ぐ
共同通信 -
旭川いじめ再調査、7件のいじめを認定
共同通信 -
住民ら、岡山県への請求取り下げ 西日本豪雨・河川氾濫訴訟
共同通信