「推し電総選挙」1位は元西鉄車両 レトロカラー好評の5014号車 熊本市交通局
![「推し電総選挙」で1位になった5014号車。かつて西鉄が運行していた車両で、輸送力も高い(熊本市交通局提供)](/sites/default/files/styles/crop_default/public/2024-06/IP240611TAN000015000_02.jpg?itok=PULSfwji)
熊本市交通局は、5月末までX(旧ツイッター)で募っていた車両の人気投票「推し電総選挙」の結果を発表した。かつて西日本鉄道の福岡市内線を走っていた「5014号車」が1位に輝いた。
「5014号車」は2両編成。1950年代から70年代まで西鉄が運行していた車両を、市交通局が買い取り、1978年に導入した。乗車定員が130人と多いこともあって、今も朝のラッシュ時に活躍している。
一度現役を退いたが、2002年に車体上部がクリーム色、下部が栗色の西鉄カラーで復活したという。X上では「福岡市内線を感じられる」「レトロな感じが好き」といったコメントが寄せられた。
今後、「5014号車」の特製マグカップを作り、投票者から抽選で100人に贈るほか、100個限定で販売する。
![「推し電総選挙」で2位タイだった1063号車(熊本市交通局提供)](/sites/default/files/styles/crop_default/public/2024-06/IP240611TAN000017000_01.jpg?itok=d4k_WihP)
![「推し電総選挙」で2位タイだった1201号車(熊本市交通局提供)](/sites/default/files/styles/crop_default/public/2024-06/IP240611TAN000016000_01.jpg?itok=jhSOcmtS)
2位は「1201号車」と「1063号車」が同じ票数で並んだ。総選挙は8月の市電開業100周年記念事業として、5月17~31日にX限定で実施。市交通局が保有する10種類がノミネートし、有効投票数は148票だった。(九重陽平)
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