プレミアム会員限定

横井小楠「実学」成長過程たどる 大阪大名誉教授の猪飼隆明さん、集大成刊行

熊本日日新聞 2024年4月25日 06:05
「小楠の『実学』は、名誉欲とかではなく学ぶこと自体に意味があった」と話す猪飼隆明・大阪大名誉教授=12日、熊本市中央区<br> <b>いかい・たかあき</b> 1944年、福井県生まれ。京都大大学院文学研究科博士課程単位取得退学。熊本大文学部教授を経て大阪大大学院教授。2007年4月に大阪大名誉教授。熊本洋学校教師ジェーンズの功績を研究・顕彰する「ジェーンズの会」の会長や「くまもと九条の会」の代表世話人も務める。

 歴史学者で大阪大名誉教授の猪飼隆明さん(80)=熊本市中央区=が、横井小楠研究の集大成となる「維新変革の奇才 横井小楠」を刊行した。20年以上前から収集してきた小楠に関する史料を読み解き、小楠の思想の成長過程をたどるとともに、明治維新の変...

この記事は「プレミアム会員(熊日定期購読の方)」限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。

残り 1722字(全文 1842字)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
熊本の文化・芸能