新型コロナワクチンで国を提訴 遺族ら「接種促進は違法」
新型コロナのワクチン接種後に死亡した人の遺族8人と、後遺症になったとする5人が17日、国がリスクを知らせず接種を促進したのは違法で、後遺症を患った後の対応も不十分だったとして、国に計約9100万円の賠償を求め、東京地裁に提訴した。
東京都内で記者会見した原告の河野明樹子さん(60)=大阪市中央区=は、夫の俊弘さん=当時(55)=を接種2日後に亡くした。「ワクチンを打ったら自己責任というのはおかしい。国は責任を取ってほしい」と涙を浮かべた。桜川博文さん(51)=名古屋市=は接種後、下半身不随などのため車いすで生活しており「人体実験と同じだ。健康な体を返してください」と訴えた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「社会」記事一覧-
栃木事件で逮捕の男「4月に処理依頼」
共同通信 -
能登地震、ボランティア7万人超 発生4カ月、要望把握が難航も
共同通信 -
里親登録抹消で三重県を提訴 名張の親子、処分取り消し求め
共同通信 -
史上最年少の芦屋市長、就任1年 「市民と対話し良い学校つくる」
共同通信 -
富士山撮影スポットに黒幕、山梨 訪日客マナー違反、町が設置へ
共同通信 -
栃木夫婦遺体、報酬受領と説明 25歳男、当日に「千数百万円」
共同通信 -
覚醒剤2キロ密輸疑い、男逮捕 47歳会社員、長野県警
共同通信 -
全国の空き家、最多900万戸 昨年10月、全住宅の13・8%
共同通信 -
空き家、過去最多の900万戸
共同通信 -
観光バスとトラック衝突 9人搬送、横浜
共同通信