特定技能バス運転手誕生へ、岡山 インドネシアの男性初合格
外国人労働者を中長期的に受け入れる特定技能制度の対象にバス運転手が新たに追加されたことを受け、就労に必要な評価試験で全国初の合格者となったインドネシア国籍のイユスさん(40)が5日、岡山市で記者会見を開き「バスドライバーになりたかった。夢みたい」と喜んだ。
イユスさんは大学卒業後の2013年に来日。日本語学校や旅行会社を経て両備グループ(岡山市)のニッコー観光バスに入社した。昨年12月に受けた運行業務や接客の知識を問う評価試験で合格。イユスさんは会見で、母国の人たちに「日本の観光地を紹介して一緒に行きたい」と意気込んだ。
大型2種免許も取得しており、今後は手続きを経て観光バスに乗務する。
国土交通省によると、バス運転手は29年に約2万2千人不足すると推計されドライバー確保が課題になっている。政府は24年3月、最長5年働ける特定技能1号の対象に自動車運送業を追加すると閣議決定。24年度からの5年間の受け入れ人数はバスやトラック、タクシーの運転手で最大2万4500人を見込む。
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