雪崩事故、ガイドら書類送検 利尻島、ツアー中3人死傷
北海道利尻島の利尻山(1721メートル)で昨年3月、バックカントリーツアーでスノーボードなどをしていた男女7人が雪崩に巻き込まれ、帯広市の女性=当時(44)=が死亡、2人がけがをした事故で、安全管理を怠ったとして、北海道警が業務上過失致死傷容疑で、30代の男性ガイドと主催会社の50代男性社長を書類送検したことが5日、捜査関係者への取材で分かった。
バックカントリーはスキー場の管理区域外にある天然の雪山で、スキーやスノーボード中の遭難事故が相次いでいる。バックカントリーツアーを巡って同容疑での立件は全国的にも珍しい。
捜査関係者によると、書類送検容疑は昨年3月3日、気象状況などから雪崩が発生する危険を予測できたにもかかわらず、ツアー中止やコース変更などの安全管理を怠り、ツアー客の女性1人を死亡させ、2人にけがを負わせた疑い。
道警によると、ツアーには社長を含むガイド3人と客10人が参加し、二つのグループに分かれて行動していた。一緒にいた8人のうち7人が巻き込まれた。
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