政府、デジタル先導自治体を公募 6月に基本方針策定へ
![デジタル行財政改革会議であいさつする岸田首相=22日午後、首相官邸](/sites/default/files/images/newspack/2024-02PN2024022201001911.-.-.CI0003.jpg)
政府は22日のデジタル行財政改革会議で、子育てや教育といった分野でのデジタル活用に向け、モデル自治体を公募し「先導的プロジェクト」を指定すると決めた。近く選定する。プロジェクトを含め、行政のデジタル化に関する基本方針を6月にも策定する。
指定対象は、子どもを保育園に入れる「保活」手続きのオンライン化などを想定。要介護認定に関する自治体業務のデジタル化、デジタル教材や学習データの活用も図る。自治体が詳細な内容を提案し、国が費用を補助する。数年後には各地で導入が進むよう取り組む。
デジタル人材の確保を国がどう支援するかや、費用負担の方向性も定める。
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