今年の夏も全国的に猛暑 気象庁「十分な熱中症対策を」
気象庁は20日、今年の夏(6~8月)の天候の見通しを示した。地球温暖化に加え、南米ペルー沖の海面水温が上がるエルニーニョ現象の影響で、全国的に気温が高くなり、猛暑日が増えると予想している。担当者は「4月ごろから暑くなる可能性があり、十分な熱中症対策をしてほしい」と呼びかけた。
昨年の夏の平均気温は平年を1・76度上回り、1898年の統計開始以降で最高を更新。今年が昨年ほど高温となるか不明だが、偏西風の蛇行など、さらに複数の要因が重なれば記録的な暑さも否定できないという。
3~5月の3カ月予報も発表。平均気温は沖縄・奄美で高く、東・西日本で平年並みか高い。北日本はほぼ平年並み。
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