国、県の対応「急場しのぎ」 救済申請期限、将来に禍根【緊急連載 水俣病訴訟「全員救済の波紋」㊦】
「天草には対象外地域の場所が多く、不安がある」-。水俣病特別措置法による救済申請の期限が迫った2012年7月、天草市の安田公寛市長(当時)が県庁を訪れ、県幹部に期限の延長を要請した。同年3月に「期限撤回」を求める請願を採択した市議会と足並...
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