国、県の対応「急場しのぎ」 救済申請期限、将来に禍根【緊急連載 水俣病訴訟「全員救済の波紋」㊦】

熊本日日新聞 2023年9月29日 22:34
水俣病問題への対応について質問が相次いだ伊藤信太郎環境相の閣議後会見=29日、東京・霞が関

 「天草には対象外地域の場所が多く、不安がある」-。水俣病特別措置法による救済申請の期限が迫った2012年7月、天草市の安田公寛市長(当時)が県庁を訪れ、県幹部に期限の延長を要請した。同年3月に「期限撤回」を求める請願を採択した市議会と足並...

残り 1067字(全文 1187字)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
水俣病