処理水放出、10月5日に再開 東京電力福島第1原発
![東京電力福島第1原発](/sites/default/files/images/newspack/2023-09PN2023092801001437.-.-.CI0003.jpg)
東京電力は28日、福島第1原発からの2回目の処理水海洋放出を10月5日に始めると発表した。初回分と同量の約7800トンを約17日かけて放出する。
放出の準備作業を3日に開始。海水で薄めた少量の処理水を大型水槽に入れて放射性物質トリチウムの濃度を測定し、想定通りの濃度となっていることを確認する。その上で5日から放出を始める。
初回分の放出は8月24日に開始し、9月11日に終了した。設備にトラブルはなく、国や東電、福島県が原発周辺で採取した海水や魚のトリチウムの濃度も異常はなかった。
放出開始前、処理水の保管量は約134万トンとタンク容量の98%に達していた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
帰還困難区域に風力発電所、福島 来春の避難指示解除を目指す
共同通信 -
溶連菌で妊産婦5人死亡 劇症型、昨夏以降
共同通信 -
本格運用、25年8月以降に 米宇宙船「スターライナー」
共同通信 -
政府機関、AI安全利活用推進へ 偽情報拡散防止、8月に評価公表
共同通信 -
敦賀原発2号機、新基準に不適合 規制委、活断層問題で結論
共同通信 -
岐阜5施設がPFAS使用・保管 空自基地や各務原市役所など
共同通信 -
敦賀原発2号機「新規制基準適合せず」
共同通信 -
トヨタ、北米で脱炭素加速 サプライヤーと協力
共同通信 -
火星の岩に微生物の痕跡? 米探査車、証明には遠く
共同通信 -
敦賀原発2号機審査結論へ 規制委が断層判断、初の不合格か
共同通信