大阪科学賞に鳶巣、藤野氏 関西の若手研究者が対象
![藤野修教授(左)、鳶巣守教授](/sites/default/files/images/newspack/2023-09PN2023092801001314.-.-.CI0003.jpg)
大阪府や大阪市などは28日、科学技術の研究開発に貢献した関西の50歳以下の研究者に贈る2023年度の大阪科学賞に、大阪大の鳶巣守教授(49)と京都大の藤野修教授(49)を選んだと発表した。表彰式は11月11日に開かれる。
鳶巣教授の専門は有機化学反応。通常使われる高価な金属の代わりに安価なニッケルを使った触媒を考案。炭素原子同士の強い結合を切断する手法を開発した。産業界への波及効果が期待されている。
藤野教授は数学の「代数多様体論」が専門。「数学のノーベル賞」とも呼ばれるフィールズ賞を受賞した故小平邦彦氏が証明した「小平消滅定理」の適用範囲を広げることに成功した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
帰還困難区域に風力発電所、福島 来春の避難指示解除を目指す
共同通信 -
溶連菌で妊産婦5人死亡 劇症型、昨夏以降
共同通信 -
本格運用、25年8月以降に 米宇宙船「スターライナー」
共同通信 -
政府機関、AI安全利活用推進へ 偽情報拡散防止、8月に評価公表
共同通信 -
敦賀原発2号機、新基準に不適合 規制委、活断層問題で結論
共同通信 -
岐阜5施設がPFAS使用・保管 空自基地や各務原市役所など
共同通信 -
敦賀原発2号機「新規制基準適合せず」
共同通信 -
トヨタ、北米で脱炭素加速 サプライヤーと協力
共同通信 -
火星の岩に微生物の痕跡? 米探査車、証明には遠く
共同通信 -
敦賀原発2号機審査結論へ 規制委が断層判断、初の不合格か
共同通信