飼育ライチョウ、中央アルプスへ 動物園から3羽、繁殖せず放鳥

共同通信 2023年9月26日 21:03
 移送されるニホンライチョウの成鳥=12日(那須どうぶつ王国提供)
 移送されるニホンライチョウの成鳥=12日(那須どうぶつ王国提供)
 中央アルプス駒ケ岳の山頂までロープウエーで運ばれるニホンライチョウが入った箱=26日(環境省提供)
 中央アルプス駒ケ岳の山頂までロープウエーで運ばれるニホンライチョウが入った箱=26日(環境省提供)

 栃木県と長野県の動物園で飼育していた特別天然記念物で絶滅危惧種、ニホンライチョウの成鳥計3羽が26日、放鳥のため中央アルプス駒ケ岳の山頂付近に移送された。環境に慣れさせるためケージで過ごし、10月1日に放鳥される予定。

 環境省信越自然環境事務所などによると、3羽は那須どうぶつ王国(栃木県那須町)の雄と、茶臼山動物園(長野市)の雄雌で、いずれも中央アルプス生まれ。繁殖を試みていたが産卵せず、繁殖は難しいと判断して放鳥することにした。

 26日午前にそれぞれの園から移され、中アの山麓で合流した後、環境省職員らがロープウエーや徒歩で山頂付近に運んだ。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧