核のごみ反対市民が調査請求 NUMOの視察費用負担で
原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)を巡り、最終処分場設置に向けた文献調査を担う原子力発電環境整備機構(NUMO)が旅費を負担した視察に、長崎県対馬市の一部市議が参加したことなどが「市政治倫理条例違反に当たる」として、反対派市民が25日、議長に調査を請求した。
市議会は12日、文献調査受け入れを促進する請願を採択したが、採決前の審議では、一部議員による北海道幌延町や青森県六ケ所村への視察について「NUMOが旅費のほとんどを負担し、条例に抵触していないか」との声も上がった。
調査請求書は、この視察への参加を「寄付および金品の授受に当たると考える」とした。
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