光るカタツムリ5種を発見 80年ぶり2例目、タイ
![タイで発見された、緑色に光るカタツムリの1種(中部大の大場裕一教授提供、明るさの異なる写真2枚を合成)](/sites/default/files/images/newspack/2023-09PN2023092201001152.-.-.CI0003.jpg)
緑色に光る5種のカタツムリがタイで発見されたと、中部大(愛知県春日井市)の大場裕一教授(発光生物学)らのチームが22日発表した。英科学誌に掲載された。5種の存在は知られていたが、光ることは確認されていなかった。これまでは、1943年にシンガポールで見つかった通称「ヒカリマイマイ」が世界で唯一の発光種とされてきた。
大場教授は光る理由について「ホタルなどは捕食を回避するため、毒があることを光で周囲へ警告すると考えられている。カタツムリも食べられないよう、発光でアピールしているのではないか」としている。
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