高浜原発2号機が臨界到達 関西電力、営業運転開始47年
関西電力高浜原発2号機(福井県高浜町)は16日、核分裂反応が安定して続く「臨界」に到達した。蒸気タービンの性能検査などを経て、20日に発送電を開始、10月16日に営業運転入りする予定。2号機は、営業運転開始から47年となる。
関電は15日、高浜2号機の原子炉を起動し、12年ぶりに稼働させた。東京電力福島第1原発事故の教訓を踏まえた新規制基準下で、40年超原発の稼働は関電美浜3号機(同県美浜町)、高浜1号機に続いて国内3例目で、関電の全原発7基が再稼働した。
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