こんにちは、杏香ちゃん レッサーパンダの赤ちゃん、公開始まる 熊本市動植物園

熊本日日新聞 | 2023年9月14日 11:41

熊本市動植物園で初めて一般公開されたレッサーパンダの赤ちゃん「杏香(あこ)」=14日午前9時45分ごろ、同市東区(鹿本成人)
熊本市動植物園で初めて一般公開されたレッサーパンダの赤ちゃん「杏香(あこ)」=14日午前9時半ごろ、同市東区(鹿本成人)

 熊本市動植物園(同市東区)は14日、レッサーパンダの赤ちゃん「杏香[あこ]」の一般公開を始めた。待ちわびた約50人が獣舎の前に列をつくり、午前9時半の公開時間になると、「かわいい」と声を上げながらスマートフォンや一眼レフカメラで写真に収めていた。

 杏香は6月1日、雌のシンファと、雄のかぼすの間に誕生した。140グラムだった体重は2290グラムに成長した。成獣の半分ほどあるという。

 獣舎に杏香が登場すると、家族連れらが「出てきた」「やっと見られた」と歓声。好物のササを食べたり、遊具の木を登ったりする愛らしい動きを見せていた。益城町から訪れた会社員、宮﨑志保さん(37)は「生まれたニュースを聞いてから公開の日を楽しみにしていた。思った以上に小さくてびっくり」と喜んでいた。

 観覧は1日最大960人に制限し、5分ごと20人ずつ入れ替える。公開初日から18日までと、23日以降の土日祝日はいずれも午前8時半から、正門前で整理券(1人1枚)を配る。(樋口琢郎)

熊本市動植物園で初めて一般公開されたレッサーパンダの赤ちゃん「杏香(あこ)」をスマートフォンに収める来園者たち=14日午前9時35分ごろ、同市東区(鹿本成人)

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