枕崎市長、核ごみ処分場誘致否定 鹿児島、農林水産業で活性化
![鹿児島県枕崎市議会で答弁する前田祝成市長=11日午前](/sites/default/files/images/newspack/2023-09PN2023091101001044.-.-.CI0003.jpg)
鹿児島県枕崎市の前田祝成市長は11日の市議会で、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場について「誘致する考えはない」と言明した。枕崎市は、国が処分場の適性を示す「科学的特性マップ」でほぼ全域が「好ましい」に分類されている。
経済や少子化対策のため、処分場選定に向けた文献調査に応募するよう求めた市議に対し、前田氏は「手を挙げ、事業を導入するかしないかの重い判断を将来世代にさせるつもりはない」と強調した。農林水産業の振興などで市を活性化させると説明した。
文献調査は、北海道寿都町と神恵内村が2020年に全国で初めて応募し、原子力発電環境整備機構が現在実施中だ。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
帰還困難区域に風力発電所、福島 来春の避難指示解除を目指す
共同通信 -
溶連菌で妊産婦5人死亡 劇症型、昨夏以降
共同通信 -
本格運用、25年8月以降に 米宇宙船「スターライナー」
共同通信 -
政府機関、AI安全利活用推進へ 偽情報拡散防止、8月に評価公表
共同通信 -
敦賀原発2号機、新基準に不適合 規制委、活断層問題で結論
共同通信 -
岐阜5施設がPFAS使用・保管 空自基地や各務原市役所など
共同通信 -
敦賀原発2号機「新規制基準適合せず」
共同通信 -
トヨタ、北米で脱炭素加速 サプライヤーと協力
共同通信 -
火星の岩に微生物の痕跡? 米探査車、証明には遠く
共同通信 -
敦賀原発2号機審査結論へ 規制委が断層判断、初の不合格か
共同通信