福島などの水産物、社員食堂で 三井住友海上、消費を後押し
三井住友海上火災保険は11日、東京都内の本社にある社員食堂で、福島県やその周辺で水揚げされた水産物を使ったメニューの提供を始めた。東京電力福島第1原発の処理水海洋放出で需要減が懸念される中、消費を後押しする。
経済産業省や農林水産省などが立ち上げた復興支援の枠組み「魅力発見!三陸・常磐ものネットワーク」に賛同した取り組み。14日まで計480食を提供する。企画した営業推進部の森川夏光主任は「風評被害の払拭につなげたい」としている。
メニューは1日ごとに変わり、11日は岩手県産サバを使ったかば焼き丼だった。注文した男性社員は「新鮮なサバの香りが感じられておいしい」と話した。
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