汚染水呼称は「フェイク」 経産相、原発の処理水巡り
![西村康稔経産相](/sites/default/files/images/newspack/2023-09PN2023090801000828.-.-.CI0003.jpg)
西村康稔経済産業相は8日、衆院での連合審査会で、海洋放出が始まった東京電力福島第1原発の処理水を「汚染水」と呼ぶのは虚偽表現だとの認識を表明した。フェイクに当たるかどうかを問われ「全くその通りだ」と述べ、海洋放出を巡る政府批判をけん制した。
「汚染水」批判に関し「ALPS(多核種除去設備)で処理した水だから、処理水と呼ぶのが正しい」と強調。質問に立った日本維新の会の足立康史氏は「(汚染水と表現して)偽情報、フェイクを拡散している国会議員がいる。国会の中から偽情報を駆逐していく決意だ」と述べ、政府に全面協力する姿勢を示した。
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