敦賀2号機の審査再開へ 原電、規制委に再申請
原子力規制委員会は6日、日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の再稼働に必要な審査を再開すると決めた。審査は規制委が4月、原電の資料に不備が相次いでいるとして申請し直すよう行政指導し、中断。原電が8月、再申請していた。
規制委は、原電が再提出した申請書に形式的な不備はないと判断。今後、敷地内の断層の活動性などを議論し、現地調査する。
申請書には、無断書き換えが発覚した「ボーリング柱状図」の元のデータや、審査の焦点となる原子炉直下の断層を新たな手法で分析した結果を盛り込んだ。
敦賀2号機の審査は約2年中断し、昨年12月に再開したが、再び資料に誤りが見つかっていた。
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