イラン60%濃縮ウラン貯蔵増加 核合意違反、IAEA報告
【ウィーン共同】イラン核合意の検証に当たる国際原子力機関(IAEA)は4日、イランが60%に濃縮した六フッ化ウランを8月19日時点で、推定121・6キロ貯蔵しているとする報告書をまとめた。5月の報告書から7・5キロ増えた。60%は核兵器級の90%に近づく重大な核合意違反に当たる。
核合意再建に向けた米国とイランの間接協議が行き詰まっている中、国際社会の中にはイランに対する懸念の声が強い。
一方で今回の60%の増加量はペースダウンしている。米国とイランは囚人交換で合意しており、イランが緊張緩和を狙った可能性がある。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
帰還困難区域に風力発電所、福島 来春の避難指示解除を目指す
共同通信 -
溶連菌で妊産婦5人死亡 劇症型、昨夏以降
共同通信 -
本格運用、25年8月以降に 米宇宙船「スターライナー」
共同通信 -
政府機関、AI安全利活用推進へ 偽情報拡散防止、8月に評価公表
共同通信 -
敦賀原発2号機、新基準に不適合 規制委、活断層問題で結論
共同通信 -
岐阜5施設がPFAS使用・保管 空自基地や各務原市役所など
共同通信 -
敦賀原発2号機「新規制基準適合せず」
共同通信 -
トヨタ、北米で脱炭素加速 サプライヤーと協力
共同通信 -
火星の岩に微生物の痕跡? 米探査車、証明には遠く
共同通信 -
敦賀原発2号機審査結論へ 規制委が断層判断、初の不合格か
共同通信