インド、月南極で硫黄の存在確認 無人探査機、組成理解へ手がかり
![23日、インド宇宙研究機構(ISRO)の無人月探査機「チャンドラヤーン3号」が月の南極付近に軟着陸した際のライブ配信映像(ISROのユーチューブから)](/sites/default/files/images/newspack/2023-08PN2023083001000219.-.-.CI0003.jpg)
【ニューデリー共同】インド宇宙研究機構(ISRO)は29日、月の南極付近に世界で初めて着陸した無人探査機「チャンドラヤーン(月の乗り物)3号」の探査車両が、現場で硫黄の存在を確認したと発表した。月の組成を理解する上で重要な手がかりになる可能性がある。
月の南極付近には水が氷の状態で存在する可能性があり、確認するのが探査の最大目的。探査車両は引き続き情報収集を進める。人間が長期滞在するための飲料水や酸素、燃料用の水素の原料に活用できるとして各国が注目している。
探査車両が月面を移動し、レーザー光線を使って硫黄を観測。酸素や鉄、アルミニウム、カルシウムなども想定通り見つかった。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
敦賀原発取り扱い、31日に議論 原子力規制委、新基準不適合で
共同通信 -
青森知事、使用済み燃料の搬入受け入れ表明
共同通信 -
核燃料受け入れ最終調整、青森 中間貯蔵施設、事業者と協定へ
共同通信 -
帰還困難区域に風力発電所、福島 来春の避難指示解除を目指す
共同通信 -
溶連菌で妊産婦5人死亡 劇症型、昨夏以降
共同通信 -
本格運用、25年8月以降に 米宇宙船「スターライナー」
共同通信 -
政府機関、AI安全利活用推進へ 偽情報拡散防止、8月に評価公表
共同通信 -
敦賀原発2号機、新基準に不適合 規制委、活断層問題で結論
共同通信 -
岐阜5施設がPFAS使用・保管 空自基地や各務原市役所など
共同通信 -
敦賀原発2号機「新規制基準適合せず」
共同通信